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自然農について

耕さず、草や虫を敵とせず、肥料・農薬を用いることなく、生命の営みにひたすら沿う自然農…

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畑は耕さずに草を刈っては敷き、刈っては敷きを繰り返し土の上に草の層を重ねてゆき、

乾燥を防ぐためにも草たちを利用します。

草ぐさがたくさんあるため虫たちもたくさん生きています。

そしてそれぞれが朽ちてゆき、死んでゆき亡骸の層が積み重なっていきます。

それが自然の世界です。

だから畑は耕さなくても良くなっていきます。

そのことからも、草や虫を目の敵にして除草したり防虫したりする必要は無いので、

除草・防虫するための農薬も必要がなくなります。

肥料については、化学肥料・有機肥料ともに使用しなくても

草や虫たちの亡骸の層が土を自然に良くしていってくれるので生命力の強い野菜が育っていきます。

ただ、大きさ、見た目については肥料・農薬を使用したものに比べ、物足らないかもしれません。

その判断については食べる人たちの価値観の問題なので、自然農の作物がぜったいに良いとはいえません。

ですが、安全性やその作物の持っている生命力については一番だと思います。

自然な味を求める方や生命力のある食べ物を求める方にとっては、

自然農でつくられたものは一番と思ってもらえるでしょう。

化学肥料、有機肥料、農薬、機械(燃料が必要)を使う農業では多くの資源を消費しなくてはなりません。

自然農では、限りある資源をできるだけ消費しないように作業が行われます。

ただそのために、一軒の農家で栽培する作物の量には限界があります。

そのあたりを消費者と生産者の間でバランスがとれれば

理想的な農業になっていくのではないでしょうか。

いしくら自然農園でも自然農を実践しています。

限りある資源を大切にするために・・・。

安心、安全な作物を栽培するために・・・。

妻の両親から頂いた因島の畑で自然農を実践しようと決め、一歩づつ農業を始めています。

試行錯誤しながらもこれから先、安心・安全な作物を作り続けていきたいです。


   


                        

プロフィール

石倉孝弘   1961年生まれ

2009年から妻の生まれ故郷である尾道市因島で自然農を始める。

妻のご両親が栽培されていた果樹園を引き継ぎ自然農栽培に切り替えました。

2011年3月から赤目自然農塾の塾生となり学びを始めています。

2011年6月からジャムなどの加工品の販売を始める。

2011年6月に因島に移住し本格的に農業を始める。

2011年9月から世羅町宇津戸に1反2畝の田んぼを借り自然農栽培を始める。

2011年11月から自然農栽培の果実の販売を始める。

 2012年6月 赤目自然農塾を卒塾する。

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